
ふと目にした求人でした。警備の仕事は「きつい」というイメージもありましたが、働いてみると自分の誘導で物事が動くことに面白さを感じ、あっという間に11年勤めています。
複数のショッピングセンターの警備隊を管理しています。各現場を巡回して隊長の話を聞き、相談があればアドバイスをします。 また各施設の警備体制を決める「警備計画」を立てます。交通状況、混雑する時間帯、商圏などをリサーチして人員配置を考案します。
近くでお祭りがあれば人の流れが変化しますから、それに備えた体制を新たに施設や自治体にご提案します。自分から調べて、企画・発信する仕事なんです。その企画が採用されたときや、やり遂げたときに喜びを感じます。 施設側から警備のアドバイスを求められることもあり、パートナーとして信頼されていると実感できます。
「人の生命、財産を守る仕事」です。技術が発展しても、一番安心できるのは「人の目」で守られること。生活安全産業という自負を持ち、施設、お客様、その周辺地域の安全管理まで考えています。
自分の後に続く人を育てるのが今の目標。活躍してくれる若者を全力でサポートしたいし、逆に教えてもらうこともたくさんあります。新しい時代に順応している若者は、私たちにとって「人財」ですから。
学生時代のアルバイトから始まりました。失敗もありましたが、「こうしたい」と思ったことをやらせてくれる、自由な風土を感じました。上司から熱く誘われて、正社員になりました。
規模の大きな大学病院の警備隊長として隊員を管理し、入口警備や交通誘導を行います。救急車の誘導は人命に直結しますから、俊敏に誘導するだけでなく、常に駐車場付近で渋滞が起こらないようにして備えます。 現場では気付きを共有するように心がけています。1人で出来ることには限界があり、警備はチームワークでやる仕事ですから。達成感を共有できる瞬間は素晴らしいですよ。
患者様の笑顔を見られること、感謝の言葉をいただけることが喜びです。 入口警備をしていると、患者様と最初にお会いするのも、最後にお会いするのも私たち警備員です。不安な気持ちでいらっしゃる方も多い場所だからこそ、安心していただけるよう、挨拶や車いすのお手伝いなど、ささやかな気遣いを大切にしています。
「正義の味方」です。大人になると恥ずかしい言葉ですが、人の役に立てるという感覚がこの仕事を続ける原点です。
時代に合わせて警備も変化します。機械に任せる部分と、人でなければ出来ないこと。まだはっきりとは見えていませんが、新しいことをしたい。皆さんもその中核で活躍するチャンスですよ。