未来人財
ベルーガトレーナーになるには
ベルーガトレーナー

この仕事に就いた志望理由・きっかけ

水族館で働きたいと思ったのは高校の頃、テレビ番組がきっかけでした。 すぐに水族館に電話して働く方法を聞いたら、薦められたのが東海大学だったんです。 4年生のゼミで水族館業務を体験し、この仕事がしたいと改めて感じたのですが、 募集がとても少ないんですね。なかなか見つからず、1年だけ就職活動を延長しました。 そこで名古屋港水族館・北館のオープニングスタッフ募集に巡り会いました。

今の仕事、やりがい

ベルーガやゴマフアザラシの飼育展示が仕事です。飼育の仕事は、主にエサの準備や飼育スペースの掃除、動物のトレーニングや健康管理です。展示の仕事には、お客様に動物のことをご紹介するイベントや解説活動などがあります。
飼育の知識は就職後に学びました。大学で学んだことと現場で必要なことには違いがありますが、大学で学んだ生物の基礎がベースとなって、今必要な知識や興味へと広がっていきました。
動物と、そしてお客様と向き合う中で、「何かを伝えられた」と感じる瞬間が好きです。

これからの夢

ベルーガはこれから繁殖期に入ります。日本で初めてベルーガの繁殖に成功したのが名古屋港水族館ですから、その命をつなげていきたいです。命があってこそ、お客様に見ていただけるのですから。
繁殖計画を立てるには人員配置や若手トレーナーの育成も必要です。高校生の頃に、電話に出ていただいた水族館の方がていねいな対応をしてくださったように、今度は自分がきちんと伝える側になりたいと思います。

学生・生徒にエールを

知識や情熱は育つもの。後からでも伸ばすことができます。まずは好奇心をたくさん持って、いろいろなことに興味を持ち、しっかり考えて進路を決めてください。




この職業の企業・法人情報

名古屋港水族館

HP:http://www.nagoyaaqua.jp