
近くに住んでいた祖母が認知症で、母親に同行して介護の様子を見てきました。その経験から介護が学べる高校に進学しました。今でも影響を受けている先生との出会いや、介護全般の専門知識を学んだことが今の仕事に生かされています。
生活全般において利用者様が「出来ない部分」を支えるのが仕事です。ご自身で出来ることはしてはいけないんです。例えばボタンを自分で留められるのに手伝ってしまうと、それが出来なくなります。手先が器用な人でもいつの間にか苦手になってしまうんです。生活の小さなことでも、その人の能力や性格に影響を与えるんですね。
特に特養は一人ひとりを大切にする場所ですから、状態を見て支えてあげることが大切です。時間が経てば「出来ること」は変わりますから、機能に合わせた介護、変化に合わせた介護をしないといけません。
福祉用具プランナーの資格取得を考えています。用具がどういう理屈で出来ているのか、その形の意味や目的を知ることで、利用者様と接する現場に生かしたい。
もっとスキルを付けたいという向上心が強いんです。職場でも研修の機会がありますし、年齢が近い人が多いので相談もしやすい。上司も良い人ばかりで質問に丁寧に答えてくれるし、凄いなと思った先輩の介助方法を真似することもあります。この仕事は勉強熱心でポジティブなことが大切ですよ。
人生、夢を持っているほうが、それに向かってがんばれる。ただ大学に行くとか、ただ働くというのは勿体無い。夢があれば学校も仕事も選べるし、意欲があるほうが楽しめますよ!
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